技術者は生涯技術か、経営シフトか。

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経営と技術に関しては、彼から色々考えさせられていたことですが、
彼自身技術を続けたいが、自分が上に行くためには、
技術には限界がある。(給料面でも)

技術の上を行ったとしても、
経営の上に立つことはできません。

なので、いずれ経営にシフトしていくという話を昨日していました。

ええ、2時間論議。

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それ以前にも結構議論したりしていました。
彼自身の問題だけでなく、
私自身も1技術者の身ですので。

技術を続けながら経営に行くのは、
中途半端であって、
技術を選んだら、それはもう技術まっしぐらでしょう。

ですが、直接技術に携わる事は少なくなるのは、明白です。
下に部下を持ち、そして、指示を出す側などマネージャーになるからです。
でも現場にいれます。

ところが、技術者が経営を選んだ場合、
やはり技術はすっぱり諦めるしかないとのこと。
彼自身も生涯現場にいたいという思いがあったから、
散々悩んでいました。

しかし、自分が上のレベルに行くためには、
やはり経営にシフトしなければならないことを悟ったようです。

経営にシフトしたら、技術はやれなくなる。

自分の部下を持つということは、
自分の部下の家族も面倒をみなければならないため、
技術どころじゃないとのこと。

経営に専念しなければ、
下にいる部下を食べさせていけなくなるから、
技術は必然的にやらなくなるだろうと言ってました。

両天秤にかけて、
技術をしながら、
経営をして、
自分の部下の面倒を見るなんていう中途半端なことはできない。

だから経営に携わる人は、技術をしちゃいけないそうです。
個人事業、下に部下を持たない人なら話は別ですが。

私自身も考え始めました。
WEB制作において、現場でずっと働きたい。
だけど、上に行ってお給料も上げたいという思いが出始めました。
そうなると、やはりそういう事を自然に考えるようになりました。

上に立ち、しかも技術に携われるスキルを身に付ける事。
WEB制作においては、WEBディレクターなどに当たります。

が、私は対人がちょっと苦手。
実は人見知りします。

でも上に行きたい。
そして、技術にも携わっていきたい。

そしたら、会社の先輩にアドバイスされました。

私の長所と短所を知った上でアドバイスをもらったのですが、
アートディレクターとコーディングディレクターが合っていると思う、との事。

その上ディレクターの経験も少しずつ積める上、
必然的にプロデューサー職にもなれるから、
お給料もいいよとのことです。

アートディレクターとコーディングディレクターは圧倒的に人が少ないらしく、
どこに行ったも重宝されるそうで、しかもお給料が高い。

そこを学べば、実務レベルでプロデューサーの経験も積めるようになるから、
良いのでは?とアドバイスされました。

確かに、技術を磨いて、そして上に行き、
部下に指示出し、後継者も育てられるなら、自分に合っているかもと思い始めました。
実は教える事は、結構好きなので・・・。

この職につく前は、教師目指していたからです。

彼とこういう話ができるのは貴重です。
技術レベルに関してもSE対デザイナーで話し合えますが、
こうした技術者としての将来を考える事、相談できる事、話し合える事、

自分の将来をお互いに真剣に話し合える事自体が、
嬉しい・・・ですね。

彼は経営、私は技術と
それぞれ道は別れましたが、
趣味でSEとデザイナーに戻れるのも良いですね。

私の夢は、いつか彼と一緒にコラボなので。
ディレクターになれば、企画などもするので(今も企画には少々参加してますが)、
企画力を磨いて、彼がやる気を出すようなものを作って二人一緒に1つのものを作り上げたいなと思います。

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