よく、Movable Typeを経験した後で、WordPressに移行した制作者で、
WordPressは機能が悪いという人がいますが、
これは、MovableTypeの機能に慣れてしまい、
WordPressの使い勝手が悪いという違和感からくるものです。
確かに私も、Movable TypeからWordPressに移行したばかりの頃は、
Movable Typeでしていた事を、WordPressでも同じ仕様のようにサイトを再現することに注力していました。
が、WordPressは、MovableTypeと全く異なる構築方法です。
全く同じであるわけがありません。
その事に念頭をおいて、
ではWordPressで何ができるかを考えた時、英語サイトで片っ端から情報を仕入れ、
世界中で有志の人たちが作っているプラグインを沢山調べました。
5年くらい前の話ですから、今のように日本語化しているプラグインも少なかったですし、
情報はすべて英語サイトから取得していた時です。
その結果、Movavle Typeで実装していた事を、
プラグイン導入とテーマをちょっと手を加えるだけで、
Movavle Type以上の機能と実装のしやすさを実感できたわけです。
Movavle Typeでは、一々管理画面から手を加えなければならず、
他に絵文字を入れる時など、コア部分を修正しなければいけなかった時もありました。
※5年程前のMT2~3の時です。
WordPressの機能が悪いという人をよく聞きますが、
実際はWordPressを使いこなせておらず、
企業がCMSを導入して、高機能さについていけず、
CMS使えないと言っているのと同じレベルなんですよね。
使いこなせない事を、道具のせいにして批判する。
(道具は使いこなしてナンボです。)
これは制作者として、とても恥ずかしい事なのです。
WordPressが流行って、日本語の情報も豊富になった今でも、
こういう風潮があるのは残念でなりません。
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