CMSを導入したからといって、工数削減にはならない。

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CMSは、HTMLの知識がなくてもサイトを管理し、更新できる利点がありますが、
それ以上の複雑なことをしようとすると、必ず壁にぶち当たります。

ただ更新することはできます。
しかし、更新するページのレイアウトをもっと複雑なものにしたいと思った時は、
必ずHTMLとCSSの知識が必要になります。

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よく、今まで外注してきたものを、
CMSを導入すれば、自分たちで出来るようになるから、
外注費や工数削減のために導入すれば良いという、
単純な考えを持つ上級職の人間がいます。

工数削減が出来るのは、
HTMLやCSSを理解している人に限られ、
技術のない人間がいくらやっても、
出来ることが限られているため工数削減にはなりません。

外注してきた分の制作費は浮きますが、
その分、社内での作業が増えることになります。

圧倒的に、工数は増えます。

技術のある人間は、作業効率化を知っていますので、
いくらでも工数削減の方法は思いつきます。

しかし、基礎知識のない人間が、
今まで外注して制作会社に我儘を通してサイトの更新を行ってきた分、
自分達で全てまかなわなくてはならないため、
自分の思い通りにしたいことが、自分達では出来ないことを必ず悟るでしょう。
いかに自分達が、制作会社に我儘を敷いてきたかということを。

教えた範囲内でしか、効率化はできないので、
ここは肝に銘じておく必要があります。

私が所属している会社も、CMS導入の検討に入っていますが、
導入前と導入後の工数削減についての比較を数字を出すように言っていましたが、
技術のない人間で計算しても、たかが知れているので、
もう少し見る視点を変えた方が良いと思ったほどです。

と、所属している会社を見てこの記事を書いた次第です。

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