EC-CUBEの今後の課題について述べたいと思います。
EC-CUBEはオープンソースの高性能なショッピングカードを構築できるシステムです。
同類のシステムに、OS-Commerceがあります。
EC-CUBEがこれだけ高性能にも関わらず、広く普及しないのは、デザイナーには敷居が高いからだと思います。
Smartyでシステムとデザインを分離しているとうたっていますが、実際フォルダ構成を見ると、バラバラです。
Headerとfooterは「userdata/unclude/」
メインテンプレートは「data/Smarty/template/」
cssは「css/common.css」
トップだけ洗い出して、メインテンプレートにインクルードしているテンプレートのリンク先は上記のようになっています。
他にもテンプレート数はありますので、一つのサイトを1つのデザインで統一するにはかなりの時間と労力が必要です。
また、
WordPressやXOOPSが広く普及した1つの背景としては、テーマフォルダを変えれば、デザインが変更できるという構造になっているからです。
デザインはフォルダ内だけで変更できるので、自分でデザインすることはもとより、デザインを気軽に変更できる点としても、ユーザーに受け入れやすかったのだと思います。
WordPressは、自分がデザインしなくても、素晴らしいテーマがいっぱいありますから。
今後、EC-CUBEが普及するには、デザインを変更しやすいように見直す必要があると思います。
XOOPSやWordPressのように、テーマが一つのフォルダに収まり、基本のテンプレートのみで対応できるという構造にすれば、普及への道が開けるのではないでしょうか?
ショッピングシステム構築には、「EC-CUBE」よりも、「 Color Me Shop! pro」「FC2のショッピングカート」「おちゃのこ」の方が格安で、高性能、デザインも変更しやすいといった方に流れてしまうのではないでしょうか。
せっかくのオープンソースなのですから、デザインしやすいようにして欲しいなとおもいます。
あと必要環境で、「Mysql4.1」以上ですと、格安なレンタルサーバーでは対応できないので、インストールできません。
個人でも利用しやすいレベルまで環境を引き下げる必要もあるかとおもいます。
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