the_modified_date()
は、WordPress の投稿や固定ページが最後に更新された日付を取得し、表示するためのテンプレートタグです。
通常の the_date()
や the_time()
とは異なり、記事の最終更新日時を出力するため、特に記事の改訂履歴をユーザーに伝えたい場合に役立ちます。
本記事では、the_modified_date()
の基本的な使い方や、関連するテンプレートタグとの組み合わせ、トラブルシューティングについて詳しく解説します。
機能の説明
the_modified_date()
は、WordPress のテンプレートタグの一つで、現在の投稿が最後に更新された日付を表示します。記事の作成日 (the_date()
) とは異なり、編集された履歴がある場合に有効です。
シンプルなコード例
<?php the_modified_date(); ?>
このコードを投稿ループ内に記述すると、記事が最後に更新された日付を表示します。
使い方の説明
the_modified_date()
は、特定のフォーマットで日付を表示することができます。
書式を指定する例
<?php the_modified_date('Y/m/d'); ?>
この例では、更新日を YYYY/MM/DD
形式で表示します。
テキストと組み合わせる例
<?php echo '最終更新日: ' . get_the_modified_date('Y年m月d日'); ?>
このコードを使うと、「最終更新日: 2024年03月10日」のような形式で表示できます。
一緒に使うことが多い関連タグ
get_the_modified_date()
the_modified_date()
の代わりに get_the_modified_date()
を使うと、更新日を取得して変数に格納できます。
<?php $modified_date = get_the_modified_date('Y-m-d'); ?>
the_modified_time()
the_modified_time()
を使用すると、日付だけでなく時刻も取得できます。
<?php the_modified_time('Y/m/d H:i:s'); ?>
追加情報で取得したい場合
the_modified_date()
では時間が取得できませんが、get_the_modified_time()
を使うことで、記事の更新時間も取得できます。
<?php echo '最終更新: ' . get_the_modified_time('Y年m月d日 H:i'); ?>
これにより、「最終更新: 2024年03月10日 14:30」のように時間まで表示できます。
想定されるトラブル
the_modified_date()
が意図した通りに動作しない
the_modified_date()
はループ内で使用する必要があります。ループ外で使う場合はget_the_modified_date()
を使いましょう。- キャッシュプラグインが影響している可能性があります。キャッシュをクリアしてみてください。
Q&A
まとめ
the_modified_date()
は、記事の最終更新日を表示する便利なテンプレートタグです。
読者に記事の最新情報を伝えたり、更新履歴を示したりする場合に役立ちます。フォーマットの変更や、他の関数との組み合わせによって、より柔軟にカスタマイズが可能です。
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