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the_author_posts()

the_author_posts() は、WordPressで作成者がこれまでに公開した投稿数を表示するためのテンプレートタグです。

目次

機能の説明

the_author_posts() は、現在の投稿の作成者が公開した投稿の数を取得し、表示します。作成者の投稿一覧ページやプロフィールページなどで使用されることが多いです。

シンプルなコード例

<?php the_author_posts(); ?>

このコードは、現在の投稿の作成者がこれまでに投稿した記事数を表示します。

使い方の解説

the_author_posts() は、ループ内で使用されることが一般的です。ループ内でその投稿の作成者がいくつの投稿を行ったかを表示するため、シンプルでわかりやすい方法です。また、ループ外で使用する場合は、get_the_author_posts() というバリエーションがあります。

使用例

<p><?php the_author(); ?>さんがこれまでに書いた記事の数: <?php the_author_posts(); ?></p>

この例では、作成者の名前とその作成者が投稿した記事の数を表示しています。the_author() を使って作成者名を取得し、the_author_posts() を使って投稿数を表示しています。

一緒に使うことが多い関連タグ

get_the_author()

get_the_author() は、作成者の名前を取得するテンプレートタグです。作成者名と一緒に投稿数を表示したい場合に、the_author_posts() と組み合わせて使います。

<p>作成者: <?php echo get_the_author(); ?></p>
<p>記事数: <?php echo get_the_author_posts(); ?></p>

この例では、get_the_author()get_the_author_posts() を使い、作成者名とその作成者が投稿した記事数を同時に表示しています。

get_author_posts_url()

get_author_posts_url() は、作成者の投稿一覧ページへのURLを取得するテンプレートタグです。作成者名や投稿数とリンクを組み合わせて、作成者のプロフィールページや投稿一覧ページに導くことができます。

<?php
$author_id = get_the_author_meta('ID');
echo '<a href="' . esc_url(get_author_posts_url($author_id)) . '">';
echo get_the_author() . ' さんの記事をもっと見る';
echo '</a>';
?>

このコードでは、作成者のIDを使って作成者の投稿一覧ページへのリンクを生成しています。get_the_author()get_author_posts_url() を組み合わせて、作成者に関するリンク付き情報を表示します。

追加情報を取得したい場合

作成者のメタデータを表示する

the_author_posts() と組み合わせて作成者の詳細情報を表示する場合、the_author_meta() を利用して、作成者のプロフィールやメールアドレス、ウェブサイトの情報を取得することが可能です。

<p>作成者: <?php the_author(); ?></p>
<p>自己紹介: <?php the_author_meta('description'); ?></p>
<p>投稿数: <?php the_author_posts(); ?></p>

この例では、the_author_meta() を使って作成者のプロフィール(自己紹介)を表示し、the_author_posts() でその作成者の投稿数を表示しています。これにより、作成者の詳細情報と投稿数を一度に表示できます。

出力できる情報

  • display_name: 作成者の表示名
  • description: 作成者の自己紹介文
  • user_email: 作成者のメールアドレス
  • user_url: 作成者のウェブサイトURL

使用する事で想定されるトラブル

作成者の投稿数が正しく表示されない

投稿が非公開やゴミ箱に入っている場合、それらの投稿はカウントされません。表示されるのは公開済みの投稿のみです。

解決方法

投稿ステータスによって投稿数が異なることを理解し、公開された投稿のみをカウントしていることを念頭に置いて使用してください。

ループ外で正しく動作しない

the_author_posts() は通常、ループ内で使用されます。ループ外で使用する場合は、適切に作成者IDを指定しないと、意図した動作をしません。

解決方法

ループ外で使用する場合は、get_the_author_meta('ID') などで作成者IDを取得し、それを使って作成者の投稿数を正しく表示するようにします。

<?php
$author_id = get_post_field('post_author', $post_id);
echo get_the_author_meta('posts_count', $author_id);
?>

Q&A

the_author_posts()get_the_author_posts() の違いは何ですか?

the_author_posts() は作成者の投稿数をその場で直接出力しますが、get_the_author_posts() は投稿数を取得するだけで、表示は行いません。カスタム出力が必要な場合は get_the_author_posts() を使用します。

投稿以外にカスタム投稿タイプもカウントできますか?

the_author_posts() はデフォルトで公開された投稿のみをカウントします。カスタム投稿タイプを含めたい場合は、カスタムクエリを使って投稿数をカウントする必要があります。

<?php
$author_id = get_the_author_meta('ID');
$args = array(
    'post_type' => 'custom_post_type', // カスタム投稿タイプ名
    'author' => $author_id,
    'post_status' => 'publish',
);
$author_posts = new WP_Query($args);
echo $author_posts->found_posts;
?>

投稿数が0の場合に特定のメッセージを表示することはできますか?

はい、the_author_posts() を使って条件を追加することで、投稿数が0の場合に異なるメッセージを表示することが可能です。

<?php
$post_count = get_the_author_posts();
if ($post_count > 0) {
    echo '投稿数: ' . $post_count;
} else {
    echo 'まだ投稿がありません。';
}
?>

まとめ

the_author_posts() は、作成者がこれまでに投稿した記事数を表示するための便利なテンプレートタグです。

get_the_author()get_author_posts_url() などのタグと組み合わせることで、作成者の投稿数や詳細情報をより効果的に表示できます。また、ループ内で使用することが一般的ですが、ループ外でも作成者IDを指定すれば柔軟に利用できます。作成者の投稿数を表示したい場合に、ぜひ活用してください。

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