九州に引っ越して1年と3ヶ月。
転勤がいきなり3/25に決まり、友人に挨拶する時間もなく、関東にいた時はいつでも会えると思っていた人達と会う機会がなくなってしまいました。
WordCamp に行けば会える!と言う事で、京都大学で開かれるWordCamp Kyoto 2017に行ってきましたよ!
目的は、関東にいる友人に会うこと!!
逆に九州にはあと2年くらいしか居られないので、福岡にいる友人と一緒に過ごす事も大事だと痛感しました。
ざっくり内容を言うと…
旦那が当日スタッフなので、子守は私。
普段Facebook に写真を載せているものの、子供の成長を見てもらう唯一の機会なので、講演内容そっちのけ?
なので、記事の内容はWordCampと子供との関わりと、これからWordCampなどのイベントに子供を連れてくるにあたって、今までの経験を踏まえて色々書いています。
書きまくったら長くなったので、ざっくり内容を書くと、
- WordCampに子連れで参加する為のファミリーマネージメントのコツ
- 親が大変な思いをしてでも、子連れでWordCampに参加する意味
- これからのWordCampの課題
こんな感じです。
子供を9ヶ月からWordPress のイベント(最初はWordBeach※WordFesの前身)に連れている私の経験談を踏まえて書いています。
これから子連れで参加したい方向けの内容になっています。あくまで我が家の場合ですので、参考程度にどうぞ(^_^;)
WordPress 仲間にベビーブーム
最近、WordPress 仲間の間でベビーブームで、続々とお子さんが産まれています。
まだ幼くて会場に連れて来られない方もいますし、奥さんに預けて来ている方もいます。
子供を連れて来るには、かなりの労力がいりますし、夫婦間の話し合いも必要です。
我が家はまだ1人ですが、1人でも大変です。2,3人だとその労力も倍かかるので、本当に凄いと思います。
前提
私の場合は、夫婦で一緒に来ますが、旦那が現地スタッフで呼ばれる事が多いので、幼児期からは子供の面倒は私が担当。※後述しますが、乳児期は旦那と2人で面倒見てました。
その為、私の場合は講演を聞きに来るというより、友人に会いに来る事の方が目的と化しています。
子供を出産前&出産後の時は、私と子供は実家に帰り、旦那だけWordVolcano、WordCamp Tokyo 2011、WordClub 2012とか送り出してます。
旅費もそれなりにかかってますし、普通の家庭だったらダメと言うくらい行かせてますね?
行って来ていい?と言われたら、ダメと言えないので、行きたいなら行けば良いんじゃない?と即答。
趣味のゲーム関連グッズも欲しいなら買えば?というスタンスで、たまに欲しそうなドラクエグッズを見つけると共有します…何故なら売り切れてオークションとかで買うと余計お金かかるので…。
WordPress含めて趣味に関しては一切口を挟んでません。その代わり、仕事頑張ってくれれば良いと思ってます。そのせいか査定は毎回最高ランクもぎ取ってくるので、やりたい事をやらせて、仕事のモチベーション上げられるなら、もはや何も言う事ありません。
結婚する前に、趣味の物をかなり捨てたと言っていたのも、ずっと気になってました。自主的に捨ててしまったようで、後で捨てなくて良かったのに!と言ったのは言うまでもなく…。そんな事もあり、趣味は大事にして欲しいというのが結婚当初からありました。
しかし、ただ行かせただけではズルいので、その辺はお土産とか、帰って来たら美味しいものを食べさせてもらうとかアフタフォローさせますw
まだ子供が1人しかいないのと、実家に頼れたから出来たことなのですが、2人目生まれたら、ちょっとキツい。しかも、今は私の実家から離れていて、親を頼れない。でも、その時大丈夫そうなら、行かせるかもしれません。それなりに理解あるからです。
ただ、どちらか一方がWordPressに興味がなかったり、知り合いが居なかったりすると理解が得られにくいですよね。
そういう時どうするか?
それはイベントに行く目的を自分ではなく、子供に焦点を当てる事がポイントだと思います。
子連れで参加する為のファミリーマネージメントのコツ
大きいイベントにいきなり連れて来るのではなく、まずは規模が小さいWordBenchのイベントにこまめに参加します。
もし、同じ年頃の子供がいるとラッキー、ちゃんと繋いであげることが大事です。同じ年頃の子供がいる友人に声をかけて一緒に参加するのもアリです。
そうやって、固定の友人を作って慣れてもらい、WordCampに参加しやすい体制を普段から作ります。
いきなり大きい場に連れてくるのは、慣れていないので子供の面倒を見る親も負担が大きいです。
私みたいに小さい頃から連れてくるのに慣れていると、今は幼児期になったので、旦那がどっかにいっても、子供連れて友人と話したり、友人が子供と遊んでくれたりするので、適当に過ごせます。
でも、そうでない人は、夫婦が協力しないと厳しいと思います。
特に乳児を連れてくる場合、自分がおんぶして動き回るくらいの率先力がないとダメです。
子供が乳児期の時は旦那がおんぶして動いていました。
私はオムツや食事時期に備えて、体力温存。
子供が泣いたら控え室で母乳や離乳食、オムツを替えて、その間旦那は付いて来たり、自由にしたり。
子供が寝たら、おんぶかベビーカーに寝かせて、両方休むという感じでした。まだ子供が1人だったのもありますが、このような協力体制でした。
大事なのは子供は2人で育てている事を忘れない事です。
子供を連れてきたものの、相方に子守を任せて1人WordCampを堪能というのは、相方に負担を強いるので、次に連れてきたいと思っても、嫌がられて次に繋がりません。それだけはしないように…。
どうしても1時間抜けなければならない場合は、1時間子供の面倒を見て、相手には1時間自由時間をあげて休憩させるとか、色々やり方があると思います。そこは一方に不満を持たせないように夫婦で話し合うことが大事です。
また、外での移動時は常に一緒にいます。
例えば、懇親会に参加する時は夫婦一緒、参加しないなら一緒に帰ります。慣れない場所で子供を連れて移動するのはかなり大変なので、そこは徹底します。
電車や階段などの移動では、一方が子供をおんぶor抱っこしてる場合、一方が荷物を全て持ってベビーカーも持たなくてはいけないので大変なんです。必ずしもエレベーターがあるとは限らないですから…。慣れない街を歩く時も、片方が面倒見ながら移動し、片方はすかさずエレベーターチェックや人混みを避ける為に周りをよく見るなどを自然としました。それを1人でやるのと2人でやるのとでは全然労力が違います。だから移動は【2人で】を徹底しました。
一緒に来ているのに、相方に子供を預けて一方に我慢させ、自分だけ楽しんじゃうパターンは、後々の家庭内稟議に響き、以後ファミリーマネージメントに失敗します。
何れにせよ、子供が小さいうちは無理しない方が良いです。自分のやりたいことはある程度セーブする必要があると思います。
子供を持つ親同士を繋げる場が必要
前のWordCamp Tokyoではお座敷が用意されていて、そこで子供を遊ばせていたら、旦那のWordPressの友人が、私達の子供と遊ばせたいと子供を連れて話しかけてくれました。その時旦那は不在だったはず。
私は初対面でしたが、人見知りの私でも子供を通じてお話しできました(^_^*)
ただ、やはりそういう場がないと厳しいです。
今回のWordCamp Kyotoではスペースの問題もあって子供を連れてゆっくりお話しできる場がなかったので、知り合いがいない人はキツかったんじゃないかなと思います。
そういう場があれば、子供同士を遊ばせて、子供を見ながら親同士子供の話に花を咲かせる事もできます。
友人達とも、今まではITの話やWordPress の話ばかりしていたのが、子供の話で盛り上がったりするようになったので、意外に初対面でも子供の話がきっかけで、輪が広がっていくんじゃないかなと思っています。
子供を持つ親同士の交流の場があり、相方がWordPressの繋がりがなくても連れてきやすい環境を作れば知り合いもできるし、次に連れて来やすくなると思うんですよね。
知り合いが居ないと、どうしても子供を連れてくるのはキツいと思うので…。
小さくても良いので、子供同士が一緒におもちゃとかで遊べるキッズスペースがあれば、子連れには助かったのかもしれません。
相方が参加する事に理解が得られない場合
イベントに参加する事に理解が得られない場合どうするか?
仕事or趣味と家庭、どっちが大事なの?と言われるパターンです。
上記を聞かれたら、迷わず子供の将来!と答えます。
割と私は本気でそう思って、子供を連れて来ています。
子供を連れて行くのは正直大変です。
でも、これも子供の将来にどう影響していくか、楽しみじゃありませんか?
しかも同世代の子供達がまた次にどう繋がっていくのか。
それを見たくて、連れて来ています。
また子供を連れてくる意味は、同じ年頃の子供の友人を増やしておけば、次のWordCampに行けばまた会えるというメリットもあり、子供同士の繋がりが親同士の繋がりにもなります。
また会わせてあげたいなと思いますしね(^_^*)
実はWordCamp Kyoto の2日目は、けん牛社長のお子さんの誕生日でした。
我が子が「お誕生日おめでとう、○○くん。(パチパチパチ)」と言ってる場面のビデオレターをけん牛社長に送ったのです。
そうしたら、お子さんのビデオレターが帰って来ました♪
親同士の繋がりを子供を通じて深める事もできるので、是非お子さんを連れてきましよう!
まだ子供を連れてくる事が浸透していない
まだ子供を連れて来るのが浸透していないので、子供を預けて来る人もいると思います。
懇親会でも、子供を連れて来たかったけれど、迷惑をかけるから預けてきたという人がいました。
大人のイベントなので、どうしても子供を連れて来づらい雰囲気があると思います。
まだまだ子連れOKの雰囲気は浸透していません。
誰かが連れて来ないと、子連れOKなんだと一般の方には認識されません。
我が家は知り合いがいるので、子供を連れて来やすいですが、そうでない方が当然多いので、そこはこれからの課題だと思います。
参加者や運営者でこれから子供を持つ若い世代と子育て世代が中心になっているのを見ると、子供がいるから遠慮しなきゃいけない部分を取り払わないと、運営者も参加者も参加が難しくなっていくとおもいます。
でも、連れて来ないと始まりません。
同世代の子供達との縁を繋げていく
私達の世代は大人になってから築きあげた人間関係ですが、その子供同士がこれからどう成長し、関係を築いていくか、ちょっと楽しみじゃありません?
一緒に仲間として将来繋ぐこともあるかもしれません。
少子化で子供が減っている中、子供達の時代は今より更に厳しくなっていくと思われます。
少子化で兄弟も少ない。頼れるのって、やはり友人だと思いませんか?
しかも、私達の友人のお子さん達です。困った時に助け合える友達関係になれたら素敵だなと思います。
小さい頃から築きあげた関係って、将来かけがえない財産になるかもしれません。
刺激し合い、良きライバルになり、友人親友そして助け合える仲間になるかもしれません。
もちろん親の思い通りの道に歩くとは思っていないのですが、親として環境を与えることはできます。
環境は物凄く大事
関東にいた頃も、子供と一緒にWordPressのイベントに参加していたのですが、中々の人見知りで慣れるまで時間がかかっていました。
その人見知りの理由は、元からの子供の性質もあったと思うのですが、幼稚園が劣悪な環境で、理不尽に先生に怒られたり、クラスの子に暴力を振るわれたりと色々あったので、初めて会う人に対して不信感があったのかもしれません。
九州に引っ越して転園し、幼稚園の環境が劇的に良くなったので、子供の性格と動きが物凄く変わりました。
環境が子供を変えると言うことを身を持って実感しました。
現に今回のWordCamp Kyotoでは、人見知りだった子供は、初めての人に声かけられて恥ずかしがるものの、構われると嬉しいようで、直ぐに懐いて自分から動いて行くように?
追いかけるのが大変でしたw
だんだん会う回数を重ねると、顔を覚えているので懐いてきます。
顔見知りだった人を見かけると、私に
「ねぇ、ねぇ、みよしさんいるよ!」
「せーのくんの所に行っていい?」
私「あそこにまがりんがいるよ?」
子供が大声で「まがりーん!!」
遂には、私に何も言わずに勝手に走って行く始末w
evianさんとはもう何回も一緒に食事しているので、お馴染みになっていますw
けん牛社長のお子さん達とも久しぶりに会えたのですが、子供同士で話せるようになったのもあって直ぐに仲良くなり、るみさんと一緒に遊んでましたw
WordBeachから参加して、名古屋の友人にも子供の顔を覚えられているので、大きくなったよねと言って、一緒に遊んでくれます。
懇親会のLTでみんなが座っている時は、私の隣ではなく、ちゃっかりロトの剣を持って山○さんの隣に座ってましたw山○さんとは、私達夫婦ともその日初対面なのにw
人見知りだった頃は中々懐かず、申し訳ない気持ちがあったのですが、今では逆に自分からグイグイいくようになったので、迷惑をかけてないかの方が心配に?
大勢の人が居ても平気になったので、文字の読み書きも出来るようになったし、次のステップは皆の前でお話出来ることかな?なんて思ってます。
幼稚園の夏の発表会で、代表の言葉を言う人を選ぶのに、自分から手を挙げるくらい積極的になったので、後は大勢の前で言う時に緊張しないように場数を増やすことが課題でしょう。
緊張すると、両肩上がって、口がタコになるので(^_^;)それを見るのも可愛くて好きなんですけどねw
小さい頃から、そういう場に慣れておけば、大人になってから大いに役立つと思うので、子供をそういう環境に連れていくことは大事だと思います!
連れていくのは大変です。
でも、親が大変だから連れて行かない選択をするよりも、子供の未来の為に大変だけど連れて行って、刺激を受けさせて、子供の視野を広げる事の方が大事なんじゃないかなと思っています。
子供は何も出来ない訳じゃない
子供って、大人のする事をかなり観察しています。
ちゃんと大人が誘導すれば、自分で考えて行動する能力を持っています。
子供が出来そうな事をやらせる事も大事なので、WordCampが終わり、会場の片付けを始めた時に、椅子を教室に仕舞い始めていたので、
試しに「みんな椅子のお片づけを始めたよ?」と子供に言ったら、「椅子、片付けていい?」と言ってきました。
ホール前にあった椅子を小さい教室まで一緒に運びに行きました。
運営の方に手渡してお礼を言われたので、
子供に「ほら、ありがとうだって!感謝されたよ!」
子供「(頭を掻いて)えへへへへ(照れ笑い)」
そうして、スポンサーが使っていた椅子が空いたら、すかさず子供が「椅子空いたよ!」と言って運び出しました。
ちゃんと自分で状況を見て行動することができるんですよ。
自分から状況を見て判断して動ける人になって欲しいと思っているので、これも貴重な経験ですね。
小さい頃から色んな人と交流し、自分の考えを発信させる機会を作る事が大事
実は今月のこどもちゃれんじの親向けの冊子に、我が家がWordCampに子供を連れてきている目的が物凄くこれからの子供に役立つという事が書かれていました。
これから教育大改革で、受け身の教育から発信型授業に変化していきます。
まさにアクティブラーニングになっていきます。
授業でグループ討論や登壇して発表することは、WordCampでやっている事と同じ!
それを小さい頃から見ることも、役立つと思います。※子供は大人をよく観察しています。
その中で1番大事なのがコミュニケーション能力。
人の話を聞き、相手の意見を尊重しつつ、自分の意見を言い、また、進行役などの動きも見れるので、それを小学生になってからいきなりやるよりも、幼児期から見聞きさせるだけでも大分違うんじゃないかなと思っています。
WordCampでは普通に見られる光景なので、幼児期から見ていれば、自然と動ける可能性もあります。
同じ年の子供だけでなく、様々な年齢層の人とお話できて、且つ外人さんも来るWordCampやWordBenchの場は子供にとってコミュニケーション能力を養える最高の場所です。
WordPressのイベントに子供を積極的に連れてきませんか?
つぎはWordFes!
我が家が子連れしやすくなったのは、お泊まりイベントのWordFes(前身はWordBeach)のお陰です。
まだ9ヶ月の時に、泊まる会場で開催されていたので、授乳の時やオムツ替える時は直ぐに個室に行くことが出来て、本当に助かりました。※現在は会場と宿泊場所が別
また、乳児が来ると言う事で、WordBeachのスタッフさんが、いつでもオムツ交換できるように、下に敷く毛布を持ってきていただきました。そういう心遣い、本当に有り難かったです。
初めて連れて行ったので、他の方に迷惑かけないかなとか色々不安でした。でも、WordBeachの皆さんはアットホームで優しくしていただいて、気持ちがホッとしました。
本当にWordBeachがあったから、今の我が家があるのだと思います。
10/28(土)に開催されます。
旦那の激務期らしいので、まだ参加できるか分からないのですが、できれば参加したいなと思います。
名古屋の友人もお子さんを連れてくるかもしれないので、とても楽しみにしています(^_^*)
まとめ
我が家のWordPressのイベントに参加する為のあれこれを振り返って書いてみました。
子供が小さい頃からイベントに参加する目的が【子供のコミュニケーション能力を養う】に一貫していて、夫婦の共通の認識となっていたので、(予定的にor場所的にor予算的に)行けるか行けないかで決めています。そこに子供がいる事を理由に入れません。
小さい頃から夫婦で協力して参加していたので、どちらか一方が不満を持つ事もありませんでした。
※もしかしたらあったかもしれませんが、今の子供の成長を見れば連れてきて良かったので、大変だった事は忘れてしまうw
初期の段階で夫婦共通の認識として決まっていたので、ファミリーマネージメントらしい事はしていません?
ポイントは、早い段階で相方に子供を連れてくる目的を夫婦共通の認識とすることでしょうか。
それが後々のファミリーマネージメント不要のコツなんじゃないかな?w
以上、私の視点で書きましたが、旦那はまた違った視点があるかもしれないし、不満を持ったこともあるかもしれません。
でもとりあえず、子供が9ヶ月からWordBenchやWordCamp などイベントに参加し続けています。
私も子供も参加を続けられるのは、これも偏に旦那の協力があってこそです。
我が家の場合はこうだったというのを記事にしました。参考までに(^_^*)
▼幼稚園のリュックには、ノベルティーのわぷーキーホルダーが付いていた♪
謝辞
子供と一緒に遊んでいただいた方々、ご迷惑をおかけした方々、どうもありがとうございました。
ゆり子さんには、泊まる場所を提供していただきました。
ゆり子さんと京都駅で待ち合わせをして、泊まる場所に連れていってもらいました。慣れない場所で迷っていたら、子供が愚図っていたので、本当に助かりました。どうもありがとうございました!
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