Photoshopのアクションを使った作業効率化の方法

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Photoshopのアクションは、作業の流れを記録し保存する事で、
毎回同じような作業をボタン1つで作業を終わらせる事が出来る素晴らしい機能です。
これを知っているのと知らないのとでは、作業効率が全く違います。
今回はPhotoshopでアクションを作る方法を手順を追っていきながら説明します。

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Photoshopで画像を開く

Photoshopで画像を開く

アクションを作るための元にする作業をします。
まずは画像を開きましょう。

Photoshopで新規アクションを作成する

Photoshopのアクションの場所

Photoshopの右サイドにあるPhotoshopのアクションボタンをクリックします。
するとPhotoshopにデフォルトで入っているアクション一覧が表示されます。
更にその下に、新規アクションボタンPhotoshopの新規アクション追加ボタンがあるのでクリックします。

新規アクションの設定

新規アクション画面

アクションの設定をする事が出来ます。

  • アクション名→アクションの名前です。どういう作業をアクションに記録するか、一目で見て分かりやすい名前にします。
  • セット→アクション一覧の中に、フォルダを追加しておくと選択肢が出てきます。アクションをフォルダ構造化して整理したい場合は予めアクションのフォルダを追加するボタンをクリックしてフォルダを作成しておくと便利です。
  • ファンクションキー→Photoshopを開いている時に、アクションをファンクションキーに割当てる事が出来ます。F2~F12までCtrlやShiftボタンと組み合わせる事が出来ます。良く使うアクションはファンクションキーを割り当てておきましょう。
  • カラー→目印となるカラー。

新規アクションの設定の設定例

新規アクション画面

アクションの設定例こんな感じ。
これで、Photoshopを起動中にF12を押すと、アクションが起動します。

新規アクションを記録する

アクションを記録する画面

新規アクションが作成できたら、自動的に記録が始まりますが、記録ボタンアクションの記録ボタンをクリックするといつでも記録できます。

画像の圧縮を自動化

今回の例は、予めある画像の圧縮を自動化するアクションを作るので、『ファイル→Webおよびデバイス用に保存』に推移して、画像を吐き出す画面に行きます。

画像の圧縮率を設定

画像の圧縮画面

上記の画面で、画像の拡張子を決め、自動化する画像の圧縮率を設定します。

画像保存先を指定

画像保存先を指定する

ここで注意したいのが、元画像とは別にフォルダを作っておくことです。
出ないと、自動化する際に全て元画像を上書きしてしまう可能性があります。
何かあった時に、圧縮前に画像を取っておきたい人は必ず、元画像とは別のフォルダを用意して画像を保存します。
保存したら、開いた画像は閉じます。

アクションに記録した内容を確認

アクションに記録した内容

一連の作業の流れが記録されています。
画像を閉じた時点で、記録をアクションの記録を止めるボタンをクリックして止めます。

これでアクションが完成しました!

完成したアクションを試す方法

Photoshop上で、圧縮したい画像を開きます。

アクションの再生ボタン

アクションの再生ボタンをクリックします。
すると、自動でアクションに記憶されている作業が行われ、画像が閉じます。

保存したフォルダ先を見て画像サイズを確認します

アクション後の画像

アクション後の画像

アクション前の画像

アクション前の画像

今回は単純な画像の圧縮をアクションにしましたが、
もっと複雑な作業工程も、アクションを使いこなせばかなり楽になります。
ここでは説明しませんでしたが、作業を一旦止めて、途中で作業を指定→自動化再開する事も出来ます。
退屈な作業を一括作業して、その分違う作業に割り当てましょう!

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